方位とは?

一般に、地図には「上下左右」という概念よりも「東西南北」の考え方で位置関係を示すことが多いです。

上下左右という言葉は一般に方向と呼ばれ、対して東西南北は方角や方位と呼ばれます。

どちらも一般的な生活でも使われることが多いですね。

方位とは、自分が向いている方向に、明確な基準を持たせる概念です。

東西南北の四方向を基準として、8等分や16等分で区分され、表記されるのが一般的です。

8等分の場合、東西南北に加えて、北西、北東、南西、南東の四つの方角が示されます。

ニュースの気象情報などでは16等分の方位が使用される場合もあります。

台風の進路を説明するときに使われる、南南西、北北東などのような言葉ですね。

方位を16等分した場合、一つの方位に対して適用される範囲は、22.5度の角度となります。

この22.5度の範囲では細かい地域を指定できないというような場合には、具体的な数字を使って角度を示すこともあります。

例えば、「南15度西」「北30度東」というように使われることがあるようです。

地図というものの大半は上が北であるという決まりで描かれているため、それが常識というようになっています。

しかし実は、必ず北を上にする必要があるというわけではありません。

小さい範囲の地図を描く場合は、方角以外の目印(特徴的な建物など)がたくさんあるため、実際のところ方位を描く必要はあまり無かったりします。

また、緯線と経線がしっかりと表示されている場合も、それが方位を示す基準になるので、上が北である必要が無いと言えます。

方位や方角といった一般に使われる言葉以外にも、「方位角」と呼ばれる専門的な用語も存在します。