地図上の「位置」

地球は楕円形である、ということが分かってきたと言いましたが、それでは、その楕円形を地図という平面に置き換えるときに、位置を決める基準となるのはどのようなものなのでしょうか。

例えば、日本の首都・東京を地図上で探そうと思った場合、その「位置」を見つけるために必要となるものは、経緯度と呼ばれるものです。

東経139度、北緯35度などのように記載されるものですね。

これは、球体型の地球をマス目のような座標で区切ることで、平面に置き換えた時に分かりやすく表示することが出来るというものですね。

縦はグリニッジ子午線、横は赤道を0度と設定した上で、地球の重心を基準として求められた角度を元に描かれた、交差する四角いグリッドが、緯度と経度の線になる・・・と、このように文章で説明しようとしても難しいですし、混乱してしまいます。

簡単に言うと、緯度と経度は、いわば数学で言うところのx軸y軸のようなものです。

それが平面状ではなく球体の上に描かれているので、すこし計算がややこしくなってしまうのですね。

しかも、地球の表面というのはCGで作ったような、つるんとしたキレイな球体ではなく、当然、海や山があるためデコボコとしています。

海面の高さというものは、世界各地で差がありますし、そもそも潮の満ち引きなどがあるため一定でもありません。

そのため、国や地域によって平均海面と呼ばれるものが設定され、それが基準になって座標を決めるようです。

海は世界共通の高さでは無いというわけですね。

ちなみに、日本においては、太平洋側と日本海側の海面は高さが違っているようですが、同じ地域に二つの平均海面が設定されていると混乱してしまうため、通常はどちらか1つの高さが基準になるようです。